電解水とは

Electrolyzed water

水道水に微量の塩を溶かした食塩水を電気分解し、酸性電解水とアルカリ性電解水が生成されます。

酸性電解水
塩素と水が反応し、次亜塩素酸を生成。除菌や消臭効果があります。

アルカリ性電解水
タンパク質や油脂を分解する洗浄効果があります。


酸性電解水は従来の塩素剤に替わる安全な除菌剤として、平成14年6月に食品添加物殺菌料の指定を受けています。
平成24年4月にはpHや塩素濃度の基準が拡大され、厨房機器の洗浄除菌やカット野菜の洗浄などに活用されるようになりました。また、平成26年4月以降、生食用生鮮魚介類や冷凍食品加工時などに使用可能となり、幅広く活用されています。
除菌や衛生管理などに使用されている【次亜塩素酸ナトリウム】とは違い、手指などの除菌でも荒れることが少なく、医療器具などの消毒としても使用できるのが【酸性電解水】です。

清掃での使用

汚れには酸性とアルカリ性があり、汚れに応じて電解水を使い分けることで清掃にも効果的です。
◎酸性の汚れにはアルカリ電解水(分離・分解)
例:油汚れ・食べこぼし・手あか・皮脂汚れ・生ゴミの腐敗臭など
◎アルカリ性の汚れには酸性電解水(溶解)
例:水あか・尿汚れ・尿石・石けんカス・電気ポット内の汚れ(水道水中のカルシウム汚れ)

消臭として使用

噴射や洗濯でのつけ置きなどで、臭いの原因物質を分解する科学的反応で消臭されます。
また、臭いの原因となる細菌を破壊する殺菌作用で細菌の繁殖を抑えて消臭されます。

様々な業種や用途で展開しています

食品加工工場・水産加工工場・老人福祉施設・幼稚園・保育園・温浴施設・スポーツジム・農業・畜産・コインランドリー etc…


酸性電解水(次亜塩素酸水)と次亜塩素酸ナトリウム液の特性比較